私達について

素材のウィークポイントを補強し、より付加価値の高い製品へと仕上げる溶融亜鉛めっき。
溶融亜鉛めっき技術は、私たちの生活の身近にある素材をより機能的なものへと高める表面処理方法です。
当社は昭和２年の創業以来、鉄の防錆効果に威力を発揮する溶融亜鉛めっき技術を練磨し、今日、建築をはじめ、道路、電力、鉄道、ファスナーなどの分野に高い信頼と実績を築いています。
また、長年にわたって蓄積してきた技術ノウハウ及び品質管理能力などが評価され、平成2年12月にＪＩＳ表示認定工場となりました。

当社は今後とも卓越した表面処理技術を駆使して、お客様にとって役に立つ企業をめざし、お客様とともに広く社会に貢献していく所存です。

この業界においては分業化が急速に進み、ある特定の部門を手がける企業が多くなってきています。
こうした中、当社は溶融亜鉛めっき加工をトータルに手がけられる企業として業界でもトップクラスです。
また、設備機器の導入を積極的に図り、長尺のものや大物製品に対しては、
大釜メッキ槽(4,500L×1,200W×1,500D)
ボルト・ナット類及び小物製品に関しては
小釜メッキ槽(2,500L×600W×850D)で対応。
中釜メッキ槽(2,500L×1,000W×1,500D)セラミック製では、
より柔軟に処理工程を使い分け、ユーザーの要望や用途に合わせた加工を実現しています。
こうした効率的な加工処理体制と徹底した品質管理、さらに厳格な工程管理を行うことで、作業工程のムダを極力抑え、業界有数のスピード加工体制を実現しています。

ユーザーニーズを的確に形にするだけではなく、より高い機能を製品に盛り込むこと。
当社の技術は、単に表面処理をするだけで完了するのではなく、お客様の製品がより付加価値の高いものになることを目的としたものです。
したがって、技術的な提案活動を積極的に進める一方で、ＪＩＳ工場として迅速かつ確実な処理を率先して担っています。
また、搬入から配送まで、ユーザーの要望を100％満足させる付加価値の高いサービスをめざしています。

企業は人が財産です。
当社においても高度な技術を持つ人材の育成を進める一方で、作業環境の改善を積極的に図り、当社独自の設備を開発。
処理工程で金属の飛沫が飛び散らないように、フード式の処理槽を設けたほか、スクラバー等ガス処理設備を導入し、職場環境のクリーン化に勤めています。